学生のみんな、もうタダ働きはやめよう。タダ働きさせる大人を思いっきりバカにしよう。タダ働きにはNOと言おう。
本当に日本の大人はアホすぎます。
特に、教育現場に携わる大人たち。
あいつらはどうして学生をあたかも奴隷のように扱うのでしょうか。
「あなたのためになるから」
「みんなそうしているから」
などとうまいこと言いくるめて、学生という社会経験が少ない若者を搾取する大人たち。
反吐が出ます。
今回、こんなにも気分が悪いのは下の記事を読んだからです。
開催が1カ月後に迫ったリオデジャネイロオリンピックのために、東京外国語大学が学生ボランティアを募集した。選考された26人の学生が、現地で日本語と英語の通訳に従事することになるが、ネット上では「学生ボランティアの待遇がひどい」「やりがいの搾取では」と批判の声が相次いでいる。
■学生ボランティア、大会組織委員会からの「依頼」
7月6日付の毎日新聞によると、今年2月に東京外国語大の鶴田知佳子教授の元に知人を通してリオオリンピック組織委員会から「日本語の通訳ボランティアが不足している。学生を派遣してほしい」と依頼があったという。
これを受けて、大学ではボランティアを募集。公式ホームページによると、募集資格はTOEICで800点以上を条件に参加者を募集。大学側は今回のボランティアを、短期海外留学科目「スタディーツアー」として参加者に2単位を与えるという。毎日新聞の記事では「4年に1度の大会でしか得られない経験がある」と意欲にあふれる学生らのコメントも紹介している。
■学生ボランティアの待遇面に批判の声
しかし、今回の通訳活動はあくまでボランティア。ユニホームや活動日の食事は提供されるが、滞在費や渡航費は自己負担になる。宿泊先は大学側が手配したが、渡航費の約30万円は学生が自己負担しなければならないという。派遣期間は最低2週間だが、シフトは6勤1休とタイトなスケジュールだ。懸念されている治安については「大学としては安全について万全を期しますが、基本的には渡航中の身の安全を守るのは自己責任です」と説明している。
ネット上では、学生の国際交流やスポーツ理解を深める「いい機会」と評価する声がある一方、学生ボランティアの待遇について以下のような声があがっている。
また、ボランティアを呼び掛けた大学側についても「『学生の語学力や通訳スキルには、金銭的対価を得る価値もない」と社会に宣言したのと同義になってしまう』と、その対応を批判する声が出ている。
■東京外国語大「学生の安全には万全を期す」
ハフポスト日本版では、東京外国語大の広報担当者に話を聞いた。担当者によると、今回の学生ボランティアの待遇面に対する批判は、大学側も把握しているという。こういった声については「語学を使ったボランティアには様々なレベルのものがあり、本学としては、今回のボランティアはプロの通訳の範囲とはかぶらないと考えている」と述べた。
また治安の確保については「リオデジャネイロ州立大学内に東京外国語大学の拠点がある。日本人の関係職員もいるので、連携して万全を期す」と答えた。
この他にもハフポスト日本版では「学内から反対の声はでなかったのか」「学校側から金銭的援助はあるのか」「学生の待遇は適切だと考えるか」といった質問をしたが、東京外語大側は「これからリオに派遣する学生もおり、現時点での取材はお受けできない」とし、回答は得られなかった。
東京外国語大学の学生という未来有望な若者を搾取しようとするこの姿勢は本当に許せません。
日本の大学職員は本当にバカですね。
タダ働きは人権侵害でしかない
どうも日本には、無償労働を無条件に美化する悪しき風習があります。
特に、汚い大人たちが社会経験の浅い学生を自分のためにタダで働かせて、そしてあたかもそれを「美談」のように扱う風潮には反吐が出ます。
人は正当な対価をもらうことによって仕事に対する責任感が生まれ、成長していくのです。
無償労働に対して「責任を持て」と抜かす頭がいかれた大人たちは早く死んでください。
例え学生であっても、相手に対して正当な報酬を与えないで仕事をさせることは人権の侵害でしかありません。
産業革命時代に炭鉱で無理やり働かされる幼い子供たちと同じ扱いです。
たまに、「報酬を毎回毎回きっちり払っていたら組織が成立しない」なんて抜かすとんでもないバカがいますが、人権侵害を前提とした組織なんて初めから作るなと言いたいですね。
タダ働きをボランティアという言葉で美化するなカス
未完成の日々を思うブログに面白い記事がありましたので紹介します。
ボランティアって、かなり理念と現実のギャップがある言葉です。
もちろん、実際にボランティアをやっている人の中には、誰かの役に立ちたくて、
そして、誰かの役に立っていることが実感できることが素晴らしいと感じている人も多いはずです。でも、世間的には、ボランティアって言葉だけを取り出して、
その本来的な理念や、ボランティアの素晴らしさを汲んでくれる人は、よっぽどのお人好しです。ボランティアの4原則(自発性、無償性、利他性、先駆性)って、よく言われますが、
正直、かなり都合の良い原則だと感じます。実際は、無償の労働力はすべてボランティアであって、
「無償性」の他に条件をつけてボランティアを雇う人なんかどこにもいません。
だから、「ボランティア」=「タダ働き」っていうイメージが定着しているわけです。ボランティアを呼びかける立場の人々は、そうした世間の”イメージ”を必ず押さえなくてはなりません。
参加する人々の”気持ち”が大事な言葉については、”イメージ”が絶対的に重要だからです。「ボランティア」=「タダ働き」のイメージがこびりついちゃっているから、
若者に対して「ボランティアをしよう」って呼びかけても、人は集まらない。せいぜい、「就活に有利」みたいなイメージで大学生が乗っかってくれるくらいです。
・・・・・(途中略)・・・・
ボランティアを考える上で、1つ主張したいのは、「無償性」という原則は除外すること。
「無償性」と「利他性」は切り離して考えるべきです。
誰かの役に立つ行動であれば、無償だって有償だって構わない。
無償の奉仕こそが大事なんて言っても、社会が良くならなかったら意味ないですから。
これはまさしくその通りの意見で感動してしまいました。
無償の奉仕を無条件に崇拝する輩は早く頭を切り替えて欲しいものです。
大学院というタダ働き強制機関
ここからは完全な愚痴なのですが、僕の現在の身分である大学院生は最悪です。
大学院生に当たり前の様にただ働きをさせる教授はこの世から消えてほしい
という記事で紹介した通り、大学教員はどうも社会経験が浅いのか、人を雇い、利用することの意味を全く理解していません。
雑用をどんどん学生に割り振ってきます。
もちろん無償で。
学生がどんどん搾取されているのです。
そんな態度で、日本の教育水準が上がるのか甚だ疑問ですね。
日本にもっと、若者を想う教員が増えないものか、、、。
タダ働きには勇気を持ってNOと言おう
若者、特に学生のみんな。
もう、自分を安売りするのはやめよう。
大人のいいなりになんかなるな。
あなたに正当な報酬を与えないで働かせようとする大人には
NO
とはっきり言いましょう。
あなたがタダ働きを引き受け、タダ働きが蔓延る社会になると、下の世代にどんどん負担がかかります。
あなたが行う仕事は、金銭的な報酬を受け取るには十分なものなのです。
正当な報酬を受け取って、そしてそのお金をしっかりと自分のために使いましょう。
「タダ働きは人権侵害!」
この言葉を胸の中に常にしまっていおいてください。
そして、あなたを無償で働かせようとする大人に対して浴びせてあげてください。
バカな大人は思いっきりバカにしましょう。