ヤマト運輸はやっぱり良い
僕の地区を担当するヤマト運輸の配達人はかなりのイケメン。
どれくらいイケメンかというと、もし僕が淫らな団地妻だったら
「お兄さん、今日は上がっていってよ」
「いえ、まだ仕事中ですので・・・・・」
「いいじゃないの。ワインも用意してあるわよ。」
「勤務中にお酒はちょっと・・・・・」
「もう!ほら!上がって!!」
「えっ!ちょっと!奥さん!!!えっ!?うわぁぁぁ!!!!何するんですか!!!ちょっと!ここで!?あっ、うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
という王道の流れを確実に踏むようなイケメン。
しかもこのイケメン、顔だけじゃなくて性格もイケメン。
少し前、夜遅くに帰るとヤマトからの不在通知がポストに。
頼んでおいた、「一流パティシエが作る極上卵のプリン(3個で980円)」を一刻も早く食べたかった自分は、即座に営業所に取りに行くことを決意。
しかしその時
ピンポーン♪
「こんばんわ~、ヤマト運輸でーす!帰りがけに寄ってみたら電気が点いてたんで、いるかなぁー?って思って来てみました!時間外ですが特別にどうぞ!」
自分「えっ・・・・・(顔を見ると疲れを一切見せない最高のスマイル)」
・・・・・・
惚 れ て ま う や ろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっぉkh;cじょcfjgfdgzんg!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
と、こんな感じで性格もイケメン。
もう、なんか完璧な人。
だから、俺は今、ネットで買い物をする時にはなるべくヤマト運輸を使っている。
この不況で物流量が少なくて大変な時代に、これだけお客さんの為に親切にしてくれた会社はこのヤマトだけだったから。
この親切心がヤマトの教育によるものなのか、お兄さん個人の性格なのかはわからないけど、こういう人が一人でもいる会社は安定すると思う。
また、今の時代に必要なものはこのお兄さんのような、相手の事を考えて行動する心だと思う。
不況と呼ばれる時代を前に進めるのは、金利を下げることではなく、子ども手当を支給することでもなく、相手を思いやる気持ちではないでしょうか。
相手を思いやる気持ちで満たされた世界に「不況」なんて二文字は現れないと思いますよ。
と、なんともまともに聞こえる意見も最初に「淫らな団地妻」とか言ったせいで、まったく説得力がないと思います。
この現象は心理学で「プライミング効果」と呼ばれています。
前の印象が後の印象に影響を与えてしまうという現象です。
しかも心理学では、プライマー(前者)の印象が強いほど、後者はそれに影響されやすいとされています。
つまり、もしあなたが今までの文章を読んでいて、「淫らな団地妻」の印象が後半でも強く残っていたならばそれは「淫らな団地妻」というフレーズがあなたにとってとても印象強かったということになり、もし今この文章を読んでいても「淫らな団地妻」という印象が離れなくて、もう頭の中が「淫らな団地妻」でいっぱいで、もう「淫らな団地妻」以外何も考えられなくて、もう気分まで「淫らな団地妻」になってきたらもうそれはつまりプライミング効果を超えてあなたは変態です。
・・・・・
つ、つまり、何が言いたいかっていうと、印象は大切ってことです!