大学院を選ぶ際のポイント
ここでは大学院(研究室)を選ぶ際のポイントを紹介します。
① その研究室の研究内容は自分の興味のあるものか
一番大切なのですが、一番忘れられがちなポイントです。
その研究室は、自分の興味のある研究をしています?
ただただ大学のレベルや、なんとなく学部の延長で選んでませんか?
興味がない分野に進むとあとあと後悔することになります。
② 研究室の先生と相性が合うか
恐らく研究内容と同じくらい大事なポイントです。
指導教官と相性が合わなければ入ってからギクシャクしてしまい、非常に気まずい大学院生活になります。
研究室訪問の際に、研究の内容だけでなく、指導をお願いする先生の事について周りの学生達から聞いてみましょう。
また、HPなどを所有している研究室に先生のページやブログがあるならばそちらをチェックしてみましょう。
③ ここ数年で研究室から出ている論文数
進学を検討している研究室からでている論文数を数えてみましょう。
しっかりと研究をしている研究室ならば1年にかならず1本は論文が出ています。
ここ数年論文が出ていないという研究室は、教官のテーマ立てが悪いか、教官の指導が悪い場合がありますから必ずここ数年分の論文は確認しておいてください。
④ 学生数
やはり、いい研究室には学生が集まってきます。
研究室を選ぶ際にはそのラボの学生数、特に博士課程の学生数を調べておきましょう。
人数が0に近いほど、そのラボには何かしらの問題がある可能性が高いです。
(しかし、新任の先生や助教授の先生にはもともと学生数が少ないのでその点は考慮しましょう)
⑤ 周りの研究室との関係
進学を検討しているラボの周りの研究室の関係性を調べておきましょう。
周りのラボと仲が悪いと非常にピリピリとした雰囲気の中で研究をしなければいけなくなります。
調べる手段としては、共著論文の有無、学生からの聞き込みなどが挙げられます。
⑥ 自宅からの距離
これは当たり前ですが、自宅から近い方が絶対にいいです。
特に理系大学院は実験で帰宅時間が遅くなることが多いので、家は近い方がいいです。
⑦ 学費
これも当たり前ですが、私立の大学院に進学する場合は学費も考慮しましょう。
⑧ 就職先
大学のHPには、大学院からの就職先が記載されていることが多いです。
進学を検討している大学院から、どの程度の企業に進学をしているのかを確認しておきましょう。
企業からの評価がわかります。