大学院入試での面接対策方法
大学院入試では必ず面接による試験が課されています。
基本的に大学院の面接は事前に提出した研究計画書を基に行われます。
面接は事前の準備によって善し悪しがかなり変わってきますから、しっかりと対策をしておきましょう。
このページでは、大学院入試での面接対策を紹介していきます。
目次です。
自分の学部(修士)時代の研究内容を30秒、1分、2分で言えるようにしておく。
面接では自分が今までにどのような研究をしてきたのかが100%聞かれます。
過不足なく、そして簡潔に説明できるように台本を作っておきましょう。
時間は大学によって違いますから、30秒、1分、2分と3段階で構えておけば準備としては完璧です。
大学院で研究したいテーマを言えるようにしておく。
おそらく大学院の面接で一番大切な質問と言えるでしょう。
進学を希望している大学院で何をやりたいのか、そしてどのようなアプローチで研究をしておくのかをしっかりと台本にまとめておきましょう。
その際にはどのような先行研究があって自分はどの立ち位置から研究をしていくのかを明らかにしておくと、教授陣の評価はよくなります。
また、意外と忘れられがちなのが、なぜその研究をやりたいのかという「動機」です。
この部分が曖昧だと相手に自分の研究に対する情熱は伝わりません。
今までの人生を振り返って、なぜ自分が大学院に進学してまでその研究をしたいのかをまとめておきましょう。
なぜその大学院を進学先に選んだのかをしっかりと言えるようにしておく
②の内容を研究するのになぜその大学院を選んだのかを説明できるようにしましょう。
指導をお願いしたい教授がいるのか、はたまた研究施設の問題か、「この大学院ではないと駄目なんだ」と説得できるようにしましょう。
卒業後の進路を漠然でもいいので言えるように
大学院で研究した後の自分のライフプランを簡単でもいいのでまとめておきましょう。
ここでの発言内容が合否に直結することはほぼないですが、曖昧な将来を描いていると感じられると面接官の心象は少し悪くなってしまいます。
漠然でもいいので「こんな仕事に着きたい」という意見は持っておきましょう。
筆記試験の出来が悪かった場合は反省しておく
筆記試験での結果が悪いと、面接でかならず突っ込まれます。
突っ込まれて「ただの勉強不足」と判断されるとやる気がないと見なされてしまいます。
筆記試験の後には間違えた問題を復習しておき、できなかった問題もしっかりと学習してきたということを相手にわからせましょう。