NHKラジオの日本語講座を使ってみる
NHKラジオの日本語講座を聞いたことはありますか。
まだという方はぜひ聞いてみてください。
日本語講座というのは国語を教える講座という意味ではありません。
外国人向けの日本語講座のことです。
外国人向けの日本語講座ですから、日本語を理解できない人がメインのリスナーです。
日本語がわからないのですから、説明は英語で行われます。
つまり、英語で日本語を教えていることになります。
これは、今まで日本語を日本語で教わってきた私たちにとってはとても新鮮な驚きになります。
むしろ、英語を日本語で学ぶより、日本語を英語で学んだ方が英語を効果的に学べるように思えます。
相手の文化について英語で学ぶより、自分の文化について英語で学んだ方が、特に英語初学者にはわかりやすいですし、未知の内容を英語で学ぶよりも既知の内容を違う言葉で学ぶ方が、応用が聴くのは事実です。
いわゆる発信型学習という発想の転換です。