GoogleScholarのアラート機能で最新論文情報をいち早く知る方法
研究者の皆さんは自分の研究分野の最新論文情報をどうやって入手していますか?
論文雑誌からのニュース?
それとも自力で?
どちらもいまいちパっとしませんよね?
僕がおすすめするのは、皆さんおなじみGoogleScholarのとある機能です
実は、Google Scholarの”アラート機能”というものを使えば、自分の興味のある論文が出版された時にメールで教えてくれるようになります。
僕はこの機能のおかげで自分の研究分野の最新情報をいち早く取り入れる事ができています。
今日はそんなとっても便利なGoogle Scholarのアラート機能を紹介していこうと思います。
方法としては2パターンあります。
①キーワードを指定して、論文の情報をアラートしてもらう方法
1.Google Scholar(https://scholar.google.co.jp/)にアクセスして、上のアラートをクリック
2. アラートのキーワードと自分のemailアドレスを記入します。その後、アラートを作成ボタンを押して終了です。
この「アラートのキーワード」で指定した単語、語句を含んだ論文がGooglesholarに登録されると、次の画像の様なメールが来るようになるわけです(この場合はStem Cellという単語が含まれた論文の新着状況がメールで知らされる。
②自分の指定する論文を新たに引用した新規論文をアラートしてもらう方法
1. 自分の興味のある論文を検索し、左下の引用元をクリックします。
2. 左下の「アラートを作成」をクリックします
3.先ほどと同様に、自分のメールアドレスを指定し、アラートを作成をクリックします。
これで、Induction of pluripotent stem cells from adult human fibroblasts by defined factorsという論文を引用した最新の論文情報がグーグルからメールで送られてくるようになります。
以上の2つがScholarの主な機能になりますが、上手くアラートをかけないと自分のメールボックスがアラートで一杯になってうざくなってきます。
キーワードを複合語句にしたり、引用論文をかなり専門的な分野のものにするなどして、うまくフィルタリングをかけるようにしましょう。
すると、この2つの機能(キーワードと引用論文)の組み合わせだけで、最新の論文チェックはほとんどメールアラートで満足できるレベルになってしまいます。
皆さんも是非お試し下さいね!