新理系大学生に贈る言葉(老婆心)
さて、もう4月が目の前まで迫っています。
無事大学入試を終えられた皆さん、少し早いですがご入学おめでとうございます。
特に、新理系大学生の皆さん、難しい理系入試を終えられて本当にお疲れさまでした。
さて、これから理系大学、理系学部に進む皆さんには、バラ色の大学生活が待っていま、、、、すかは皆さんの今後の行動次第です。
大学生活というのは今後の人生の糧になるもの。
その糧を最大限に蓄えられる様に、理系大学を卒業した僕が老婆心ながら新理系大学生に今後の大学生活におけるアドバイスを贈りたいと思います。
目次です。
1. 今すぐチェック柄のシャツを捨てろ
理系大学生というのは、なぜかダサいチェック柄シャツを着る傾向にあります。ネットでも良く話題になっていますが、本当にチェック柄のシャツが多いです。
チェック柄のシャツを持っている人は、今すぐそのシャツを捨ててください。
はっきり言って、女子受け最悪です。
ただでさえ女子が少ない環境で女子を意識しなくなると、永遠に彼女なんてものは出来ません。
服装には気をつけ、女子受けの良いとされるものを選びましょう。
2.サークル・部活には”絶対”に入れ
理系大学生は特にサークル、部活などの学外活動に参加してください。
理由としては、まず上下のつながりを持てること。
理系の科目の試験はなかなか手強いものが多いです。
すると、先輩からの過去問、ノートの提供はとっっっっっっても参考になります。
また、ちょっとしたアドバイスでも落第点を逃れるきっかけになるのです。
二つ目に、出会いの場が広がること。
理系学部というのは先ほどに述べたように本当に女子がいません。
ありえない程いません。
部活、サークルなどで出会いの場を広げておかないと、今後のあなたのキャンパスライフは男臭いものになるでしょう。
3. 英語は特に勉強しておけ
理系学部で英語とは以外かもしれませんが、学年が上がるにつれ、専門的な英語論文を読む機会が増えてきます。
論文が読めない程度の英語力だと将来的に最先端の研究を理解するのに時間がかかりすぎて効率が悪いです。
また、外国の研究者とのディスカッションの際に英語が使えないと、一人蚊帳の外で「こいつは英語も出来ない奴」とハブられます。
ですから、英語だけは毎日勉強してください。
目標としては
二年生までにtoeic700点
三年生までにtoeic800点
です。
これだけあれば、英語が原因で研究活動が滞ることがなくなります。
また、英語を勉強しておけば、就職活動の際に武器になります。
4. 先生とは仲良くしておけ
理系学部の先生方とは絶対に仲良くしておきましょう。
授業でわからないことが出てきたとき、テストの点が悪かった時、実習で失敗してしまったとき、研究室選びで困った時などなど、先生方と仲良くなっておくとトラブルの際の対応をしっかりと行ってくれます(もちろんどの生徒でもしっかりと対応をしてくれると思うが、やはり人間は仲の良い人程対応が丁寧になるのは事実)。
僕は好きな先生のオフィスアワーに研究室に行って、学問の話をしながら一緒にお茶をしていました。
いろいろなお話を聞くことができて、かつテストの問題のヒントなども教えてもらったりして、大変良かったです。
5. 万人受けの趣味を早いうちから一つでも探しておけ
趣味というのは自分の人生を彩り、有意義なものにします。
しかし、学年が上がるにつれ、勉強、就活、院試と忙しくなり、趣味探しに時間を費やす時間がなくなってきます。
(就職したらなおさらです)
大学生活の内に、自分の趣味を言えるものを一つでも探しておきましょう。
その際に注意してほしいのは、なるべく人の受けを良いものを選ぶこと。
オンラインゲームやフィギュア制作は確かに趣味として立派なものかもしれませんが、正直一般人は引きます。
そして、彼女、友達がだんだんと遠のいていきます。
6. 本、特に文系の本をたくさん読んでおけ
本はあなたの人生観を豊かにし、そして明るくしてくれます。
そして、研究活動に必須のインスピレーション力を高めてくれます。
感受性の高い学部生の内に本、特に人文社会科学系の本をたくさん読んでおきましょう。
理系の本を読むのもいいですが、どうせ後々たくさん読むことになりますから、時間のあるうちに文系の本を読んで自分の人生の糧にしておきたいです。
7. 旅に出ろ
理系の研究だけしてきた人は、一つのことに細かく、一点集中で進んで来たので、人生の視野が狭まりがちです。
そうならないように、若いうちに旅に出ておきましょう。
旅はあなたの世界観を一気に広げてくれます。
そして、予期せぬ出会いを与えてくれます。
私は20代前半でバックパック一つでいろいろな場所に出かけましたが、そこので経験、出会いは今でも大切な宝物になっています。
つい先週には旅先で出会った大学教授に「また一緒に旅しよう」と誘われ、短期ですが一緒に旅に出てきました。
旅は本当におすすめです。
8. 今からブログを始めておけ
これは意外な意見かもしれませんが、大学生活でこのサイトのようなブログを初めてみることをお勧めします。
日々の生活の記録から、本を読んだ後の感想、テレビニュースへのコメント、旅の記録、研究活動記録、などなど内容はなんでもいいです。
毎日、自分の考えをブログに掲載していくと後々、人生が素晴らしいものになります。
ブログというのは本当にいいものです。
まず、文章力が格段に上がります。
私は数年前からブログを更新し続けていますが、文章力は以前より格段に向上したと思います。
この文章力は予算の申請書、研究案の執筆、論文執筆など、研究活動に非常に役に立っていると思います。
また、上手く行けばブログの収益化ができます。
このブログサイトの右上や記事下には広告が掲載されていますが、記事の読者が多ければ多いほど広告料が増え、バイトをする時間が減ります。
もっと上手く行けば、バイトを一切せずに大学生活を送ることが出来てしまいます。
私は学部3年の終わりには、この広告収入のおかげでバイトを止めることが出来、理系という忙しいスケジュールの中、時間を有意義に使うことが出来ました。
さらに、ブログを通じての人との出会いがあります。
私の一番古いブログにはリピーターの方が何人かついてくれていて、たまに「面白かったです」というメールをいただけます。
そして、実際にfacebookで知り合いになり、この前は一緒に飲みに行きました。
その方はベンチャー企業の社長の方で非常に参考になるお話を聞かせていただいたのです。
このような素敵な出会いはブログを更新していなかったらありえないでしょう。
いかがでしたでしょうか。
大学生活というのは自分の行動しだいで天国にも地獄にもなりえます。
ここで紹介したことを1つか2つでも実行していただき、素敵な理系大学生活を過ごしてください。