今すぐ旅に出たくなる本まとめ
学生のみなさーん!若いうちに旅してますかー!
会社勤めのみなさーん!連休はちゃんとどこかに出かけていますかー!
旅に出るのって本当にいいですよね。
僕は旅に出ることって自分の人生を彩ることだと思うんです。
未知の世界に直接飛び込むことで、自分の人生という塗り絵が彩られていく気がするんです(ちょっとクサい)。
僕が旅を意識的にしだしたのは20歳ぐらいの頃から。
始めは日本各地をプラプラしていましたが、次第にお金が溜まるにつれ海外にも出かけるようになりました。
旅をするごとに新しい発見と素敵な出会いがあって、僕の人生は一気に充実していきました。
さて、自分語りはこれくらいにして、今日は僕の旅好きのきっかけとなった本(紀行文)達を紹介していこうと思います。
ここで紹介されている本を読めばあなたも今すぐにリュックを背負って旅に出たくなるはずです。
① 深夜特急
沢木耕太郎さんという方が書いた、旅本の”THE 鉄板”です。
この本に魅了されて旅に出始めた人たちは数えきれません。
Amazonの評価を見ていただければ一目瞭然ですが、バックパッカーのバイブルとでも言える本です。
僕が旅先で出会ってきた日本人の旅人は皆この深夜特急を読んでいます。
というか、この本を読んでいるだけでたくさんの旅人と仲良くなれた程です。
全部で6巻まで出版されていますが、とりあえず一巻だけでも読んでみてください。
あなたも紀行文というジャンルに一気にハマるはずです。
② 何でも見てやろう
紀行文の古典とも言える本です。
深夜特急の沢木さんもこの本を少年時代に読んでいる程です。
著者の小田実さんは日本人バックパッカーの走りとも言える人で、欧米・アジア22カ国を貧乏旅行したこの旅行記で一気に有名になりました。
沢木さんだけでなく、現在著名な旅人全ての原点となっている本ですので一読して損はないはずです。
③ 行かずに死ねるか
若手の旅人である、石田ゆうすけさんが7年かけて世界各地を自転車で旅した時の旅行記です。
“深夜特急”や”何でも見てやろう”と違って、かなりくだけた文体で読みやすいです。
読みやすいからこそ、世界各地の情景が頭の中でイメージしやすいのか、かなり引き込まれます。
僕は買ったその日に読み切ってしまいました。
この本の見所の一つは、石田さんは自転車での旅中に強盗に襲われたシーンです。
なんだか、読んでるこっちまで
「この先どうなるんだとう」
とハラハラしてしまいます。
④ 12万円で世界を歩く
貧乏旅行で有名な下川裕治さんの貧乏旅行記です。
下川さんはこの本の他にも多数本を出版されていますが、この本が一番面白いと思います。
なんというか、文体がとってもおもしろんです。
なんというか。ちょっとすれた感じのシニカルな文章というか。
貧乏旅行という過酷な旅に仕事で行かされているのを斜め上の視点から語ってくれるので、読んでいて全く飽きません。
あと、世界各地の写真がカラーで載っていて、そちらもこの本の魅力を引き立てています。
⑤ サンデートラベラー! 週末でも気軽に行ける海外旅行 (角川文庫)
吉田友和さんという、普段は奥さん(松岡絵里さんというこちらも有名な旅人)と世界各地を旅している作家の本です。
こちらは、”旅”という感じではなく”旅行”を楽しむという雰囲気の本。
週末の2〜3日で行けるような旅先が紹介されています。
最近はLCCの普及により気軽に海外に行けるようになりましたから、この本を手に取って週末旅行のプラン立てに活用してみてはいかがでしょうか。
以上、僕がお勧めする紀行文5冊を紹介しました。
本当はこれ以外にも紹介したい本はたくさんあるのですが、とりあえずここにあげた本を読んでみれば間違いはないと思います。
読んでみて、その人の旅が気に入ったようならば、同じ著者の本をもっと深めていたり、同じような旅をしている旅人の本を手に取ってみるといいかと思います。
実は僕も近日、少し大きな旅に出る予定です。
また、ここで紹介した本を読み直して、旅へのモチベーションを高めようかと思います。
それでは皆さん、良い旅を。