ゲル抽キットをpromegaに変えたら収量が劇的に増えた

今回の記事が面白かった・役に立ったら是非シェアをお願いします

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

僕の研究室で使っていたゲル抽キットは日本のとある有名メーカーのものだったのですが、収量がものすごく悪かったんです。

1μgを泳動して、回収できたのはせいぜい200ngとかその程度でした。

 

キットに書かれていた通り、カラム精製の時に温めたり、なんかよくわからない試薬を入れても効果はほとんどなし。

この収率ではクローニングをするにも心もとなくて、どうにかなんないかなぁ悩んでいました。

 

そこで先日、思い切ってキットを別のメーカーにしてみました。

今回買ってみたのはpromegaのWizard® SV Gel and PCR Clean-Up Systemというキット。

公式のページによると回収率は以下の通りの様です。

DNA断片長ごとの回収率
DNA断片長 回収率
55bp 26%
70bp 39%
85bp 55%
100bp 84%
500bp 89%
1,000bp 92%
3,199bp 95%
9,416bp 95%
23,130bp 47%

 

 

さて、実際の回収率はというと

500bpほどのPCRフラグメントを1μgゲル抽して650ng回収出来ました(1%ゲルを使用)。

公式では90%程回収できるとされていますが、実質は65%でした。

まあ、前回のキットの回収率は良くて25%だったのでなかなか良いキットだと言えます。

260/230は約1.8

260/280は約1.3

でクオリティーには問題ありません。

泳動の写真も大丈夫でした。

 

ちなみに、ラボの他のメンバーが使っても同じような結果でしたのでこの収率には信頼性はあるみたいです。

 

あっ、あとPCRのクリーンナップだけのカラム精製ならば収率は9割近くいきましたのでとっても満足しています。

 

ゲル抽の収率で悩んでいる方はこのキットなかなかいいかもしれませよ。

 

京都在住の科学系なんでもブロガーかつRubyistです。
専門は生物学やビッグデータの解析です。
一人旅が大好きで、休みにはしょっちゅう国内外をぷらぷらしています。

生命科学系の研究や美味しい飲み屋の情報を紹介しています。
また、ライフハック系の記事もよく更新しています。

今回の記事が面白かった・役に立ったら是非シェアをお願いします

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローしていただければ最新記事情報をお知らせいたします。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>