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科学と音楽と猫が好きなScientistです。

次世代シーケンサーの解析技術を学びたい人にオススメの勉強法を紹介するよ!

昨今の生物系の研究では次世代シーケンサーを使ったものがとっても増えてきましたね。

 

これまでずっとwetの実験をしていた人でも、これから次世代シーケンサーを回しての実験をプランニングしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もしくは、もうすでに次世代シーケンサーを回していて、ドライな解析に四苦八苦しているという人いらっしゃることでしょう。

 

 

そこでこのページでは、次世代シーケンサーから得られたビッグデータの解析技術を身につけるためのおすすめの勉強法を紹介していきます。

 

これからの時代はバイオインフォマティシャンのニーズが高まりますから、勉強しておいて絶対に損はないですよー

 

まずはとにかくMacを買え

ビッグデータ解析を行うにはMacのパソコンが一番です。

もともとmacはUnix系ですから、ターミナルでunixコマンドがそのまま使えます。

また、最近は解析に必要なソフトウェアもmac対応(ものによってはmacのみ)になってきましたから、Windowsを使う必要性が全くありません。

市販の書籍もほとんどがmacパソコンを前提として書かれているものが多いですから、是非とも解析用にmacを買ってください。

ただ注意点としては、次世代のデータ処理はたくさんのメモリを必要とします。

必要最低限のメモリ目安としては以下の通りです。

解析手法 必要メモリ(目安)
RNA-seq 4 GB
メタゲノム解析 8 GB
エクソーム解析 8 GB
ChIp-seq 8 GB

 

もちろん、これは”最低限”の目安ですので、メモリが増えれば作業時間が短くなります。

なるべくメモリはケチらないで良いものを買うことをオススメします。

(理想としては16GBあればだいたい何でもできます)

 

機種としては、家やオフィスでのみ使うようでしたらiMacだったり、よくパソコンを移動させるという人はMac Book Airだったりと、生活スタイルに合わせて決めると良いと思います。

 

まずは書籍をじっくりと学習

Macパソコンを買ったら、次は教材本を買って貪り尽くしましょう。

初めてDRYな実験に触れる方は最初は何を言っているのかチンプンカンプンだと思うので、一周目は全体に軽く目を通す程度、2週目は少しじっくり全体を眺める、3週目から細かいところまでを学習するという流れにしましょう。

 

教材本として私は以下の本をオススメします。

 

僕の中でいちばんの良書です。

おそらく全くの初心者の方でもこの本を一冊クリアすればそれなりの解析ができると思います。

また、本格的な論文投稿用の作図テクニックも載っていますので、僕はこれを辞書がわりに机に常に置いておき、図を作成する際にはこれをいつも参考にしています。

お値段以上の価値がある本ですので、是非とも買ってみてください。

 

こちらはDryだけでなく、次世代シーケンサーを動かすためのWetな実験の解説にも力を入れている本です。

ややWetよりの研究者に最適だと思いますが、がっつりDryなテクニックを身に付けたい人には向かない本ですので注意してください。

 

ビッグデータの解析ではRにとってもお世話になります。

Rに強くなると、自分のやりたいことがスラスラとできるようになりますので、このような入門書で一通り基礎を学んでおくことをオススメします。

 

独学ではやっぱり難しいという方はハンズオントレーニングを

書籍で勉強しても、なかなか自力では作業する勇気がないという方もいますよね。

もしくは、途中で挫折してしまうという方もいるかもしれません。

そのような方々には、各種のワークショップに参加されることをオススメします。

講師やチューターの方が寄り添って指導してくれますので、何か疑問点や不安なことがあればその場で解決してくれます。

 

ワークショップとしていちばんオススメなのは北海道システムサイエンスが行っているセミナーでしょうか。

社員の方が講師として出張してくれ、実際のパソコンを操作しながらデータの解析方法を学べます。

僕も一度参加したことがありますが、なかなかためになるセミナーでした。

基本的に東京と大阪での開催ですが、要望があれば出張セミナーもやってくれるようなので、気になる方はチェックしてみてください。

詳しくはこちらで紹介されています。

 

また、NGS現場の会という組織では、次世代シーケンサーを愛する人たちがしばしば研究会やトレーニングを行っています。

このようなイベントに出席して、テクニックを習得するという手もあるでしょう。

 

 

上達のコツはとにかく手を動かす

さて、ここまでざっとですがデータ解析の勉強法を紹介してきましが、ここでいちばん大切なことを言ってしまうと、スキルアップしたければ自分で手を動かさなければいけません

本を100時間じっくり読むより、10時間自分で実際にコマンドを打ったり、スクリプトを書いた方がスキルは確実に伸びます。

是非とも、勉強する際には隣にパソコンを置いておいてください。

そして、ガンガンキーボードを打ってください。

最初はエラーばっかりで嫌になると思いますが、エラーをひとつずつ解決していくうちにスキルはぐんぐん伸びています。

失敗を恐れずに、たくさん練習してください。

 

みなさまが卓越したバイオインフォマティシャンになれることをお祈りします。

 

科学と音楽と猫が好きなScientistです。

一流の研究者と二流の研究者と三流の研究者

最近、ちょっと面白い話を聞いた。

 

話を聞いた相手は国立大学の有名教授。

 

たまたまお話する機会があり、まだひよっ子の僕に研究者としての教訓を熱く語ってくれました。

(ちょっと鬱陶しかったのは内緒)

 

 

教授によると、研究者は大きく1流、2流、3流に分けられるらしい。

 

3流とは「何も自分で考えないやつ」とのこと。

つまり、自分でプランを創り上げることなどはせずに、唯々諾々と目の前のタスクをこなしていくだけの人間。

研究だけでもなく、ビジネスでもこのような人は3流ですね。

 

 

 

では2流はどういう人かというと、それは「自分で考えて筋道を立てられるやつ」らしい。

つまり、能動的に自分でプランを創り上げ、それを実行していく人のことですね。

 

まだひよっこの僕にとってはその時点でもう一流ではないかと思うのですが、教授はこう続けました。

 

「じゃあ、一流の研究者とは何か。それは正しく狂っているやつだ」

 

 

 

”正しく狂う”

 

このフレーズに僕はちょっとときめいてしまったのですが、教授は

「自分で筋道を立てることなんて最近はほとんどみんなできている。これからは正しくバカになれ。目の前の現象を全て疑え。決して鵜呑みにするな。狂え。そこから何かが生まれる。」

 

と力説していました。

 

その教授は微生物の研究で常識外れの発想からScienceに乗るほどの研究をされたのですが、この常識はずれの発想もはたから見れば狂っていたらしいです。

でも、自分なりにはその狂いは”正しい狂い”だったので、うまいこと結果がついてきたらしい。

 

正しく狂う

 

矛盾する言葉の組み合わせはこんなにも興味深いものなのですね。

 

 

正しく狂うにはどうしたらよいのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裸になって道路で踊る?

 

 

完全に間違って狂っていますね。

 

 

科学と音楽と猫が好きなScientistです。

最近見つけた便利で面白いクラウドサービス達

現代はクラウド型サービスの戦国時代のようになっていまして、数々のサービスがリリースされていますね。

 

僕はクラウドという考え方が大好きでして、例えば旅をしている時でもいつでも同じ環境にアクセスできるのはとても素晴らしいことだと思うんですよね。

DropboxEvernoteには本当にお世話になっています。

 

ここ最近いろいろなクラウドサービスを知る機会がありまして、中には本当に面白いなぁと思えるものが多いのです。

ですから今日はみなさんに僕が面白いと思った(もしくはすでに利用している)サービスを紹介していこうと思います。

これであなたもクラウドの虜!

 

 

 

まさにクラウドの真骨頂 minikura

 

クラウド型収納サービスのminikuraは、「今は必要ないけれど、家に置いておくのは場所をとって嫌だなー」というものを簡単に倉庫に預けられるサービスです。

例えば、家が狭い人は夏に冬物の服を預けておくということが可能になります。

しかも、驚くべきことに保管料はダンボール一箱あたり最低200円/月(web管理機能なし)でいけます。

商品の発送も、ダンボールが自宅に送られてきて荷物を詰めて送るだけでいいので、お手軽です。

僕も置き場に困っていた季節はずれの服を預けていまして、必要になったらすぐに取り寄せられるので大変重宝しています。

ものの置き場に困っているという方は是非利用してみてください。

とっても便利ですよー。

 

 

もはや自宅でゲームセンターは当たり前 クラウド型クレーンゲーム

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日本は今、ものすごい世の中になっていまして、クレーンゲームが自宅にいて遊べるようになっています。

クレーンゲームといってもテレビゲームのクレーンゲームではなく、実際のゲームセンターのものをパソコンで遠隔操作して遊べちゃうんです。

商品をゲットしたら、宅配便でご自宅まで無料で届けてくれます。

どのサービスも基本的に深夜営業していますから、仕事終わりに家でゆっくりクレーンゲームを楽しむことが可能です。

詳しくは

オンラインクレーンゲームサービスのまとめと比較

で紹介しています。

会計も全部クラウドで処理 クラウド型会計サービス

 

クラウド型会計ソフトは、もう個人事業主や中小企業に必須ではないかと思われるほど素晴らしいサービスです。

既存の会計ソフトや紙で簿記した場合と比べて、効率が格段に違います。

上の画像では50倍と言っていますが、僕からしたら10000倍違います。

例えば、クレジットカードの明細を自動でインポートして、仕分けした後に、帳簿してくれるんです。

ですから、自分でいちいち借方、貸方と分ける必要がないんです。

全部自動でやってくれます。

(もちろん、自分で手入力もできます)

僕は基本的にビジネス上の出費は全てクレジットカードで決算していますので、会計処理は毎月10分程度で終わります。

会計処理って何の生産性もないのでなるべく時間を節約したいものですが、クラウド会計を使えば一気に時間が節約できますよ。

無駄なものに時間を割くよりも、本業に力を入れたほうが絶対に人生が良くなりますから。

(ちなみに僕は、研究者の会計処理にもクラウド会計ソフトが普及すべきだと思っています。事務員代が削減できます。)

 

いつでもどこでも自分のパソコン環境に クラウドデスクトップ

 

デスクトップクラウドは、ネットに繋がっていればいつでも同じデスクトップ環境を利用できるというサービスです。

簡単に言えば、ネット上に自分のパソコンがもう一台ある感じです。

例えば、いつもと違うパソコン使った場合でも、ネット経由で自分のパソコンにアクセスでき、いつも通りの作業を行うことができます。

 

このサービスの真髄は、違うOSが操作できることです。

例えばMacユーザーの方がMacパソコン上でwindowsを利用できます。

ですから、Macでは作動しないソフトウェアを操作したいという場合にクラウドデスクトップを使えば全く問題なく作動するのです。

僕も一つクラウドデスクトップを契約していますが、もっぱらwindows用のソフトを動かすためだけに使っています。

そして、基本的にそのソフトは常駐型のソフトで24時間動かしたいのですが、クラウドデスクトップパソコンならばパソコン(サーバー)自体はネットの先にあるので、何の問題なく24時間動かせます。

24時間ソフトウェアをクラウド上で動かしつつ、普通の作業は自分のmacパソコン上で行うという並列作業です。

電気代も一切かかりません。

このテクニックにより、webでの作業効率が一気に上がりました。

みなさんも是非お試しください。

 

 

家政婦さんもクラウドの時代 Casy

 

とってもすごいサービスが出ました。

家政婦さんをクラウド上で雇えるサービスです。

しかもお値段は爆安の2190円/時間!

管理をクラウドで全て効率化することによって、徹底的にコストカットを図っているようです。

普通、家政婦さんって最低でも1時間4000〜5000円は取られますから、いかに業界破壊なサービスかがわかるでしょう。

家事の依頼もweb上で簡単にできますから、夫婦共働きで家事の負担を少しでも減らしたいという人は是非利用してみてください。

週一回でも家事を代行してもらうと、心の負担が一気に減りますよ。

 

どのプリンターでも印刷可能 Google クラウド プリント

 

 

天下のグーグル様のサービスです。

クラウドプリントを使えば、どこからでも印刷したいファイルを指定のプリンタに送ることができます。例えば、「この資料、家のプリンタで印刷しておきたいなぁ」と仕事場で思った時に、このサービスを使えば家のプリンタに印刷データを送って、帰宅した時には印刷済みの手紙がすぐに手に入ることになります。

大量の資料などを印刷しておく場合などに大変便利ですね。

僕は大学、コワーキングスペース、自宅、よく行くカフェなど、作業をする場所が点々としていますので、このサービスでプリント事情が格段に良くなりました。

プリントしたものをいちいち持ち歩くのって結構めんどうですからね。

もし、僕のように職場が固定されていないという人や、家でもよくプリンターを作動させるという人は是非使ってみてください。

とっても便利ですよー

 

 

まとめとして

以上、僕が面白いor便利と思ったクラウドサービスを紹介してきました。

今の日本はITのおかげで本当に便利な社会になっています。

是非、このITの恩恵を受け、日々の生活をより良くしてみましょう。

人生が楽しくなりますよ。

では。

科学と音楽と猫が好きなScientistです。

日本の画一化された就活にはやっぱり違和感を感じる昨今

僕の後輩が就活に失敗して精神を病んでしまいました。

 

彼女は大学は違いますが理系の修士卒で、知的レベルとしては非常に優秀な子でした。

(大学も有名大学です)

 

しかし、有名企業はもちろんのこと、中小企業も全滅だったそう。

 

なぜ彼女がダメだったのか。

僕にはさっぱり理由はわかりません。

 

彼女は今年の春に卒業しましたが、バイトをしつつ研究生としてラボに残りながら就活をするらしいです。

しかし、最近はメンタルを病んでしまって家に引きこもりがちだそう。

 

人間としてとっても信頼していた後輩がこのような状態になってしまって、僕も心がとても痛いです。

 

レールを一度脱線してしまうと元に戻れない風潮

近年、就活に失敗して精神を病んでしまう若者が増えているそうです。

それに従って年々自殺者も増えているとか。

http://matome.naver.jp/odai/2133653376030397301

 

なんとも悩ましい状況です。

 

おそらく世の中の大人達は就活で病んでしまった若者に向かって

「たかが就活に一度失敗しただけで精神を病むなんてだらしない」

なんてことを言うでしょう。

 

もちろん、彼らのメンタリティーが弱かった部分もあると思います。

就活に失敗しても、くじけずに次の年に内定を勝ち取った人を僕は何人も知っています。

 

ただ、昨今の就活の負の側面を全て若者の責任として押し付ける社会構造には僕はかなりの疑問を抱いています。

 

新卒

既卒

第二新卒

などと、個々の能力に関係なく就活生を区別する今の謎システムは一体何なのでしょうか。

 

日本の教育システムにはびこる「みんな一緒じゃないとダメ」の価値観

話が少し飛びますが、現在の僕の家の近くには中学校があります。

少し遅めに家を出るとたまに体育の授業をやっているのが見えるのですが、その光景が僕の目には異様にしか見えません。

 

みんなお揃いの赤いジャージを着ているのです。

そして、「前習え」や「休め」などの集団行動の練習を1時間かけてやっているのです。

 

なんでしょうこの軍隊教育は。

日本の教育システムはいつになったら今の軍隊教育から離れるのでしょうか。

 

グローバル時代

多様性の時代

個性を受け入れろ!

などと綺麗事を並べているわりには、実際の現場ではまだ同じ服装をさせて、みなに同じ行動をさせるのです。

 

はっきり言って気持ち悪いです。

 

もちろん、高度成長期にはこのような教育は必要だったと思います。

当時の日本に重要だったのは、個性などではなく、集団でものを作っていくチームワークでしたから。

しかし、現在の日本にそのような軍隊的な規律が必要だとは思いません。

 

 

 

僕からみたら、このような時代遅れの軍隊教育こそが、「みんな一緒じゃないといけない」という日本のレール社会を作り上げ、そしてそれが現在の就活システムに繋がっているとしか思えません

 

就活にもっと多様性があったら、、、

企業、社会が今よりもより柔軟に学生を受け入れる仕組みを作ったら、日本はどれだけ多様な国になるでしょうか。

 

教育先進国オランダの教育

最近、オランダ出身の友達ができました。

彼から聞いた話なのですが、オランダは教育がとても自由な国らしいです。

こうした資金面での平等を確保した上で、「教育の自由」はさらに、各学校に教育活動を組織する上での大きな自由裁量権を認めており、学校ごとにどのような教育理念に基づいて教育活動を行うのか、教材選択や学級編成など、どのような方法で授業を進めるのか、などの点で、多種多様な教育実践の自由を認めている。その結果、とりわけ、1960年代末以降、古い画一的で権威主義的な授業ではなく、子ども一人ひとりの個性やニーズや学習のテンポに合わせた教育実践に積極的に取り組むオールタナティブスクールなどが爆発的に増加した。そして、くどいようだが、そういう学校も全て他の学校と全く同等の教育費で運営されている。

オランダの公教育
〜経済格差を教育格差に繋がない努力〜

 

このシステムは正直すごいと思います。

もちろんこんな大胆なシステムには負の側面もあるだろうけれど、それを上回るほどのメリットがあるのだと思う。

現にオランダは昨今の不況でも経済が悪化していないらしい。

 

そんな国出身の彼と話していた時に、日本の就活の話になって、「就活に失敗して自殺する若者が増えているんだ」と話したらとっても驚いていました。

彼の話はこうです。

 

「確かにオランダでも職探しは大変だ。多分日本よりも仕事はない。いい企業に入るためには自分を企業に猛烈アピールして採用をゲットしないといけないしね。でも、それに失敗したからと言っても、絶対に次のチャンスがあるから自殺する人なんて聞いた事がないな。初年度に全滅して失敗したとしても次の年がある。みな常に同じスタートだよ。そもそも大学の同級生でも年齢がバラバラだから、1年や2年遅れたことは何のハンディキャップにならないよ。人種も様々だしね。学校教育でみんなそれぞれ違うと教わってきたから、みんなと同じになる必要はないと僕は考えているよ。」

 

これを聞いた時に、就活で病んでしまった後輩が頭によぎってしまいました。

もちろん、国は違うし、国民性は違うし、経済状況は違うしだから、同じ感覚で日本と比べてはいけないのはわかります。

このようなオランダの光の部分だけを取り上げて、日本の闇の部分を否定するのは甘ちゃんの考え方です。

僕は重々承知しています。

 

 

ただ、ただ、日本も、ほんの少しだけでいいからキャリアパスに多様性が増えてほしいんです。

どうして採用を年一回に固定するのでしょうか。

 

どうして全ての企業が同じ時期に採用するのでしょうか。

 

みんな、いっしょ。

みんな、同じ。

 

この考え方を早く変えないと、若者たちはずっとプレッシャーの中に閉じ込められるし、グローバル経済の中で日本は取り残されてしまうのではないか。

 

 

そんな事をオランダ出身の友達が出来て感じた最近でした。

 

 

 

科学と音楽と猫が好きなScientistです。

賃貸の床を全面ヒノキの木張りにしてみた

この春から僕は新天地での生活を迎えまして、新しく部屋を借りました。

新居は8畳ほどの狭い部屋なのですが、賃貸の部屋ってなんだか生活感で出ていて落ち着かないですよねー。

フローリングの「 THE 部屋」感も苦手です。

 

そこで、新居に引っ越すついでに自分でDIYしちゃおうと思い立ち、床を全て木張りにしちゃいました。

そしたら部屋に木の匂いが香って、居心地が最高に良くなったので今日はちょっと皆さんにその時の様子を紹介したいと思います。

 

 

誰でも簡単に床を木張りにできるユカハリ

最初はホームセンターで木を買ってきてノコギリで切って自分で完全DIYしようと思ったんですが、途中で「絶対に無理」と気付いたのでGoogle先生に頼ってみました。

そしたらこんないい製品が見つかりました。

 

この製品は岡山県の企業が販売しているもので、賃貸でも床を手軽に木張りにできる商品です。

賃貸には退去時に原状回復の義務がありますが、この製品は基本床に置いていくだけなので、外そうと思えばすぐに元通りになります。

 

 

お値段は木の種類によって変わってきます。

僕が買ったのは一番人気のヒノキのタイルです。

 

 

50cm×50cmの木の板が8枚セットになっていて13,166円です。

8畳用に7箱買い、合計92,162円でした。

 

とってもお高い買い物でした。

 

 

ユカハリを敷いていく

さて、ユカハリを注文後、3日で荷物が届きました。

何せ合計7箱なのでとてつもない量でした。

賃貸の床に貼っていきます。

まるでどこかの建設現場のようです。

 

 

 

端っこに隙間ができてしまいました。

この場合は自分でノコギリでいい感じに木を切り出して張ります。

 

 

作業をすること2時間ほど。

ソファーや机を置いたらとってもいい感じになりました。

 

写真はこちら

 

 

mac book airの狙っている感は気にしないでください笑

 

テーマカラーを茶色にして統一感を出したのですが、床のヒノキの温もりが伝わってくる部屋になりました。

とっても満足!

 

今回ユカハリを使ってみての感想

では、今回高い費用をかけてユカハリを敷いてみた感想を紹介していきます。

 

ヒノキの木は肌触り最高

フローリングの床って寝っ転がっても大して気持ちよくはないですよね。

でもヒノキの木は全く違います。

寝っころがると木の優しい肌触りが心地良いんです。

正直ベッドなんかいらないです。

この上で布団をかぶって寝たいぐらいです。

 

ヒノキの匂いがもう最高

僕の部屋には、ヒノキのいい匂いが漂っています。

部屋に入った瞬間に、素敵なカフェに入った気分です。

独身の一人暮らしのあの生臭い匂いなんて一切ありません。

しかも、この匂いがコーヒーとよく合うんです。

スタバに行く回数が減りました。

 

床が傷つかない+防音効果

木を床に敷くことによって、もともとの床を傷つける心配が一切なくなりました。

ちょっと家具を無理に動かしても、床は無問題です。

 

また、床の防音効果がかなり高まった気がします。

ユカハリの木には裏に滑り止めとしてゴムが貼ってあるのですが、このゴムがいい感じに音を吸収してくれます。

足音を気にする必要がなくなりました。

 

 

 

 

 

以上、ユカハリを使って家の床をDIYした記録でした。

少しお値段が張りますが、買って損はない商品ですので今のお部屋に不満がある人は是非試してみてくださいー

 

 

科学と音楽と猫が好きなScientistです。

小保方さんが正しかった説がまた流れていますが、みなさん冷静に

 

昨日今日で

小保方博士のSTAP細胞は実際にあったと騒いでいるネット住民は少し落ち着いて

の記事がかなりバズっていて「どうして今更この記事がバズっているのだろう」と疑問に思っていたら

STAP現象、米国研究者Gが発表…小保方晴子氏の研究が正しかったことが証明

 

の記事がバズっていて、そこから僕の記事に流れていたらしい。

 

もう、何が何だか。

 

はっきり言わせてください。

3ヶ月も前に結論がついた論文をまたぶり返して、しかもbusiness journalというしっかりとしたメディアに掲載して、さらに論調が「研究自体の素晴らしさ」よりも「小保方さんは間違っていない」になっていて

 

キンガ博士に失礼!!!!

 

です。

 

キンガ博士の今回の研究内容はとても面白いものです。

筋組織の細胞にはサテライト細胞というものがくっついていて、筋組織が損傷するとそのサテライト細胞が新たな筋組織を作るようになるという現象は以前から知られていました。

スポーツ学的には筋肉痛のあとに筋肉が強くなる「超回復」と呼ばれる現象に近いでしょう。

 

 

キンガ博士の研究内容は、

筋組織が損傷して新たに再生する際には細胞の初期化のような現象が起こる

 

と、とても丁寧な実験をして証明したのです。

 

生物学的には、本当に面白い研究結果です。

 

 

それを、小保方さんのSTAP現象は事実だった。小保方さんは悪くなかった。

という論調に持って行くのはナンセンスであり、研究に対して失礼でしかありません。

 

 

“発想”と”証明”の価値を同程度に扱うのは科学的にありえない

小保方さん擁護派の主張をよく読んでみるとこんな感じ。

「今回のキンガ博士の研究は、外的な刺激によって細胞の初期化が起こることを証明した。これは小保方さんのいうSTAP現象と一緒だ!(STAPの正式名称は”刺激惹起性多能性”)だから小保方さんは間違ってなかった。小保方さんは無実だ!」

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

もう、この記事を書いた人は本当にサイエンスライターなのか疑問に思います。

 

 

確かに、僕が前回の記事で書いた通り、発想は似ています。

というかほぼ同じです。

小保方さんのアイデアである「細胞は外的な刺激によってリプログラミングされる」という考えは決して間違ってはいませんでした。

その点については、小保方さんの評価は見直すべきだと思います。

 

 

 

しかし、アイデアが間違っていなかったからといって、小保方さんは無実だなんてことは一切言えません。

 

小保方さんは、長い期間の再現実験のチャンスを与えられても、自分の方法(弱酸性の溶液に細胞を浸す)では、細胞の初期化を起こすことはできていませんでした。

 

科学の世界では「再現性・客観性」を持ってその現象を「証明」しなければ、アイデア自体になんの価値もありません。

 

 

 

キンガ博士は、論文を読む限りとても丁寧な研究者だと推察できます。

おそらく、丁寧に仮説を立て、綺麗な実験プランを練り上げ、見事、外的な刺激による細胞の初期化を証明したのでしょう。

 

この丁寧な仕事に対して

「小保方さんだって同じこと考えてたもん!アイデアは一緒だもん!小保方さんは悪くないもん!」

 

と、あれだけずさんな実験をしていた研究者を擁護するのは相手に対してものすごく失礼です。

 

 

 

巷では、小保方さんの再現実験の条件が厳しすぎて小保方さんが萎縮してしまってうまく実験できず、再現ができなかった。だから小保方さんの言うSTAP細胞の真偽はまだ不明だ!

再現実験自体も何か仕組まれていて小保方さんははめられた!

と主張する人もいますがそれも全くのナンセンスです。

 

 

STAP細胞問題が発覚してから、世界中の研究者がこの現象の再現実験をしてくれました。

Failure to replicate the STAP cell phenomenon

https://www.ipscell.com/stap-new-data/

reserchgate

 

中には超大御所の研究者もいます。

再現実験の費用はすべて向こう持ちです。

 

そして、彼ら全員が小保方さんの言うSTAP細胞の再現に成功していません。

ですから、小保方さんがNatureで発表した方法では、絶対にうまくいかないことがわかっているのです。

 

世界のベストアンドブライテストな研究者たちが理性を持ってこの問題に取り組んでくれたのに、「陰謀だ」、「仕組まれた」、「理研の隠蔽だ」などなど、これ以上、この問題を”こんな低レベルな議論で”振り返すならば、科学の発展の為、人類の進化の為に貴重な時間とお金を無償で使ってくれた世界中の研究者に対して冒涜になります。

 

 

 

 

 

 

 

と、これだけ言っても

「小保方さんの方法にはコツがあって、他人ではうまくいかない。だから小保方さんでしか成功しないです」

 

と反論してくる人がいますが、そんな人に対して僕からの一言

 

 

 

 

「自分しか成功しない実験方法なんて、科学じゃねーよ。てかそれ成功してねーよ」

 

 

 

 

 

科学者なら、「どうすれば誰でも客観的に成功するのか」をしっかりと調べてそれを論文に書いてください。

それが科学者の責任です。

科学と音楽と猫が好きなScientistです。

スタバ通いのリーマンの8割はスタッフのお姉さんに恋してると思う

 

ちょっとした暇つぶしや打ち合わせに便利なスターバックス。

僕もリモートワークなどでかなり頻繁に利用させてもらっているのですが、最近日本のスタバの経営方針にちょっと憂いていることがありまして、それは

 

スタバに通うサラリーマンの8割はスタバのスタッフのお姉さんに恋をしてしまっているのではないか

 

ということです。

 

スタバのお姉さんの接客って飲食業界では完璧ですし、対応されるととっても気分がいいです。

人によっては「今日は寒いですねー。こんな日にはこのコーヒーがオススメですよー」

と、世の中のしがない男どもが恋に落ちるにはオーバーキルすぎる笑顔を見せてきたりします。

 

そして、スタバのお姉さんのすごい所は、その対応をもれなく全員にするんです。

中学生から、僕みたいな20代の男、そして30、40代のおじさま方にまで。

 

 

 

あれ、おっさんらもれなく恋に落ちますって。

 

会社に行けば中間管理職で部下に威厳を保たないといけない、でも上司にはこき使われる。

この板挟みでストレスはたまる一方。

 

家に帰れば、結婚した当時の面影も見えない嫁が待ち、掃除、洗濯とこき使われ、娘には「服は一緒に洗わないで!」や「歯磨きのコップは別にして!」や「息が臭いから近寄らないで」!」と罵られる日々。

 

こんな折にあのスタバのお姉さんの接客を受けたら100パーセント恋に落ちますって。

昔のトキメキを思い出しちゃいますって。

 

 

実際に僕がよく行くスタバ(家の近くと大学の近くとよく行くコワーキングスペースの近くの3店舗)では、常連のリーマンが絶対にいるんです。

そして、やたらスタバのお姉さんに話掛けているんです。

 

もともとコーヒーに詳しくなんてなさそうなのにコーヒーについていろいろ質問したり、髪型のことを褒めたりするんです。

そして、コーヒーを頼んで席に座ると何をするわけでもなく、コーヒーを飲みつつ店員さんを見つめているんです。

 

 

なんかもう見ていて痛々しいんです。

 

もちろん、たまにならいいんですよ。たまになら。

でも、僕が行く度にそのリーマン方が絶対にいらっしゃるんです。

 

 

なんだか、絶対に叶わない恋を追いかけているようで、空しいんです。

あのおじさんたちの気持ちを察すると、こちらが違う意味でキュンとしてしまいます。

 

 

 

 

もちろん、スタバのお姉さんたちは悪意があってやっているわけではないので全く悪くないのですが、なんだかその気がないのに男をたぶらかして、お金を吸い上げる魔性の女のように最近見え始めてきました。

どうも日本のスタバの接客は過剰な感じがします。

 

僕がアメリカに行った時に寄ったスタバのお姉さんなんてすごかったです。

ルックスは全盛期のキャメロンディアスのように綺麗だったのですが、

レジに行くやいなや

お姉さん「注文何?」

僕「トールのホットコーヒーちょうだい」

お姉さん「3ドル」

僕「はいどうぞ」

お姉さん「バイ」

 

これだけです。

サバサバにもほどがありますよ。

おじさん方が恋に落ちる隙なんて一切与えませんよ。

逆にもうちょっと会話させてほしいですよ。

 

 

 

日本の接客は世界一だと僕も実感していますが、なんだか接客を通り越した態度をスタバのお姉さん方はやってしまっていると思います。

もちろん、愛想を悪くしろと言いたいわけではありませんが、もう少しフレンドリーな対応を控えてほしいものです。

 

 

 

 

 

という文章をスタバで書いていたら、例のリーマンがスタバのお姉さんにプレゼントか何かを渡しました。

あれはもう手遅れですね。

(お姉さんは断っていた)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世の中のスタバ通いのサラリーマン方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が  ん  ば  れ

 

科学と音楽と猫が好きなScientistです。

初心者がRailsでwebサービスを自力で作れるようになる学習方法を教えます

最近RubyとRuby on railsが楽しすぎてしょうがないです。

プログラミングってものすごくて、頭に描いたものが実際に具現化されている工程を経験していくあの感覚は病みつきになります。

中でもRuby on railsは、コーディングしていて楽しいし、本格的なプログラムが簡単に書けるしで、僕のライフスタイルを一気に変えてしまいました。

 

そこで、今日は僕がrubyとruby on railsをある程度マスターするまでの道のりを紹介していきましょう。

Ruby、特にRailsを学習しようとしている方はぜひ参考にしてみてください。

 

STEP1 まずはドットインストールで一通り学習

プログラミング学習サイトの老舗で、3分程度の短い動画でプログラミングが学習できるサイトです。

レッスンは一単元20講座程度となっており、学習者にとって続けやすい構成になっています。

このドットインストールで一通り必要となる知識を学習しましょう。

特に、HTML入門,CSS入門,Javascript入門,jQuery入門,Ruby入門,SQLite入門,ActiveRecord入門,Ruby on rails入門,は一通り見ましょう。

コツとしては最初は何を言っているのかチンプンカンプンだと思うので、わからない所は飛ばしつつ何度も動画を見ましょう。

3週程度すればある程度の概略がつかめてきます

私はドットインストールの音声を録音してiPhoneに入れ、移動中などに毎日聞いていました。

音声だけでも、何度も聞くことによって知識が頭に定着していきます。

STEP2 Progateで実際に手を動かしつつ学習

 

Progateは実際に自分でコードを打ちながらプログラミングが学習できるサイトです。

基本的な機能は全て無料です。

STEP1のドットインストールの学習が一通り済んでいればこちらは割りとスムーズに学習が進むはずです。

レッスンとしては、ここで提供されているものは全て終わらせましょう。

目標は3週です。

 

STEP3 これまでの学習を思い出し、cloud9で自分のサービスを作る

STEP1,2が終了すれば、railsの基本的な設計(CRUD処理やログイン機能など)はもう自力でできますので、今度は自分が思い描くwebサービスを自力で作ってみましょう。

開発環境としては自分のパソコンで設定してもいいのですが、だいたいの人は何かしらのエラーで挫折しますので、cloud9を利用しましょう。

開発環境の準備が5分で終わります。

作るものとしては最初は自分の生活を便利にする簡単なツール程度でいいと思います。

僕が最初に作ったものは

・簡単な家計簿

・DNAの配列をReverse and Complementで出力するツール

・画像投稿型日記サイト

・料理レシピ保存ツール

などです。

とにかく、自分が作りたいもの、自分の生活に関わるものを自力でコーディングしましょう。

このステップでプログラミング力が一気に上がります。

 

もし、わからないことがあればteratailで質問しましょう。

初心者の質問にも丁寧に答えてくれます。

 

STEP4 レシピブックや他人のソースコード・ブログ記事を読み、テクニックを広げる+自分のサービスに組み込む

STEP3まで達成したのならば初心者は脱出しました。

これからはいかにプログラミングテクニックを広げるかが大切です。

ここからは本やブログ記事を読み漁り、より高度なテクニックを身につけましょう。

そしてSTEP3で作った自分のサービスに組み込んで行きましょう。

私が作ったものの例としては

を読み、料理レシピ保存ツールにwebから自分の興味のあるレシピを自動収集するツールや

ThinReportsを導入して、家計簿を簡単にPDF出力できるようにしました。

このくらいのレベルになるともうプログラミングの虜になり、

「あれもやってみたい、これもやってみたい」

という気持ちになります。

その度にgoogle大先生に質問し、よい方法を見つけ、自分のサービスに実装していくという流れです。

このステップを積み重ねればもうあなたはプロです。

 

STEP5 セキュリティーの知識を身につける(一般公開する場合)

最後に、もし自分のサービスを一般公開したり、ビジネスとして運営していくならば、webのセキュリティーに関する知識を一通り身につけましょう。

たとえ良いサービスができたとしても、悪質なユーザーにハッキングされ、何かしらの個人情報が盗まれたりしたら大変です。

必ず、自分のwebサービスに対しては自衛するという態度を持ちましょう。

本としては

などがおすすめです。

 

おまけ  自分の地域の勉強会に参加する

自分で独学でコツコツやってマスターするのが最適ですが、人によっては独学だと長続きしないというケースもあるでしょう。

そのような人の場合は、自分の住んでいる地域で開催されるプログラミングの勉強会に参加することをお勧めします。

人と一緒にコーディングを勉強することで、モチベーションの維持に繋がりますし、何より仲間ができると楽しいです。

特にRubyやRuby on Railsの勉強会はどこでも活発ですから、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。

勉強会の情報はDoorkeeperなどで見つけられます。

 

おまけ2 オンラインブートキャンプを利用する

自分で独学では絶対に無理!

なるべく短期間でRailsをマスターしたいと

いう人は、オンラインブートキャンプを利用することをお勧めします。

オンラインブートキャンプとは、いわばe-learning型のプログラミングの学校で、10万円くらいの費用で現役のエンジニアからプログラミングを習うことができます。

また、質問などはすぐにチャットで答えてくれますから、学習のつまずきも無くなります。

詳しくは下の記事で紹介していますので、ご紹介ください。

 

TechAcademyを割と軽い気持ちで受講してみたら案外良かったから感想とかその効果をつらつらと

まとめとして

以上、rubyそしてrailsで自力でwebサービスを作るまでの道のりでした。

最近は本当に便利な世の中になっていて、プログラミングの学習効率も大幅にアップしましたね。

ぜひともみなさんもこのページで紹介して方法で、webサービスを作ってみてください。

1つ作ればその楽しさが実感できるはずです。

 

科学と音楽と猫が好きなScientistです。

初めて財布をなくした時のショックってハンパないね:財布を無くした時の対応法

先日生まれ初めて財布をなくしてしまいました。

初めて財布をなくしたショックを味わったのですが、あれハンパないですね。

銀行のキャッシュカード、クレジットカード、各種会員証、保険証、運転免許証などなど、僕の生活に密接に関わっているものたちが一気になくなって、呆然自失、目の前が真っ暗。

とても楽しみにしていたテレビ番組の録画に失敗したあの時よりも、生まれて初めてできた彼女にあっさりと振られたあの青春のほろ苦い思い出よりも、高校の頃憧れの先輩に社会人の彼氏がいると知った時のあのなんとも言えない複雑な思いを味わった時よりもショックでした。

 

以前に友達が財布をなくしてかなりショックな様子を見ていましたが、その時は事態の深刻さを理解していなかった。

自分の身に降りかかってその大変さを一気に実感しました。

 

あの冷や汗は二度と経験したくない。。。

 

財布をなくしてすぐにやるべきこと

さて、財布をなくしてすぐにグーグル様でやるべきことを検索しました。

グーグル大先生によりますと

  • 警察へ連絡して遺失物届を出す
  • 銀行へ連絡してキャッシュカードを止める
  • クレジットカード会社へ連絡してカードを止める
  • 財布をなくした当日の行動を思い出し、バス会社や鉄道会社などなくした考えられる機関へ連絡
  • 近くの免許センターへ出向き、免許証の再申請
  • 保険証の再申請

が大切なよう。

僕もなくしたことに気づいた瞬間にすぐに行動に移りまして、まずは警察に駆け込みました。

当直だった警察官の方がとってもいい方で、なくしたと思われる場所や時間など、必要事項を丁寧に聞いてくださりました。

また、落ち込んでいる自分に対して

「俺も財布無くしたことなんどもあるけど、ショックだよなー。でも大丈夫、そのうち見つかるよ。俺も5日ぐらいで見つかったから。」

と肩を叩きながら笑顔で励ましてくれました。

 

 

警察官の方から光が差し込んできました。

 

僕はその時、

「ああ、仏様やああ」

 

と、初めて仏の存在を信じました。

 

警察官の方々、

今まで、「警察は国家の犬」とか言ってごめんなさい。

春先に道路の影に隠れてスピード違反を取り締まっている警察に「点数稼ぎ」とか言ってごめんなさい。

 

もう、あの人の「大丈夫」の笑顔で全て帳消しにします。

 

 

 

 

 

警察に連絡した後は、当日に使った公共機関(バスと電車)の営業所に連絡をして、もし見つかったら自分の携帯に連絡するようお願いしました。

 

結局3日後に見つかった

では、財布は見つかったのかというと、3日後にあっさり見つかりました。

鉄道会社から連絡がきまして、どうやら電車の中で落としていたようで、誰かが拾って駅に届けてくれていたようです。

 

この時

「本当に日本はいい国だなぁぁ」

と実感しました。

 

海外を旅行している時は何かをなくして自分の元に戻ってくるなんてことは絶対にありませんから。

 

連絡を受けた僕はすぐにその鉄道会社の落し物保管所に出向き、3日ぶりに自分の財布とご対面しました(ハンコと身分証明書が必要です)。

 

自分の財布が輝いて見えました。

 

もう二度と財布をなくさないと誓う

さて、無事に財布が戻ってきたのですが、僕は決心しました。

もう絶対に財布はなくさないと。

もうあのショックは味わいたくありません。

 

そこでこのような対策をとりました。

携帯ケースを簡易版の財布とし、メインの財布は滅多に出さないようにする

僕はiphoneを使っているのですが、iphoneケースは普通のカバーのみのものを使っていたんです。

しかし、この機会にカードが数枚収納できるケースに買い換えました。

例えばこんなもの

このケースにsuicaや。よく使うカード、そして少額の紙幣を入れて、ほとんどの外出はiphoneを持ち歩けばokなようにしました。

そして、免許証や保険証など、大事なカードが入った財布はカバンの奥の奥に入れて、滅多に出さないようにしました。

これなら、たとえiphoneをなくしたとしても、自分のmacのiphoneを探すでいつでも場所が特定できます。

 

メインの財布にはtileを入れておく

次にメインの財布にも何か工夫をしておく必要があります。

例えば、何かの登録で免許証が必要となった時に財布を出して、その時にどこかに置き忘れてしまういう事態も考えられますから。

そこで、僕はtileというガジェットを購入しました。

これは、自分のiphoneとbluetoothで同期している限り財布に入れておけば自分が財布から離れた瞬間にアラームで教えてくれるという機会です。

また、最後に財布の存在が確認できた場所も教えてくれますから、どこで財布をなくしてしまったのかもわかります。

大きさは500円玉程度ですので、小銭入れに入れておいてもなんの問題もありません。

ただ、注意してほしいのはtile自体がGPS機能を持っているわけではないので、これ単体ではなんの意味もありません。

お手持ちのスマートフォンやパソコンと同期する必要があります。

ただ、何もないよりはましですので、財布をよくなくすという人は財布に入れておいていいかと思います。

 

銀行はネットバンクをメインに

これは財布をなくす前から意識していたのですが、僕はメインとして使っている銀行は住信SBIネット銀行やジャパンネット銀行、そして新生銀行などのネットバンクのみです。

大手銀行の口座は一応は開設していますが、まったく使っていません。

理由はATMの手数料が無料だったり、ネットバンキングができて便利だったりといろいろあるのですが、一番の理由は銀行の取引内容がメールで連絡されてくるからです。

例えば、ATMで引き出しがあればメールで

と、こんな感じで

「おたくの銀行口座からATMで現金が引き落としされましたよー」

と連絡してくれるわけです。

すると、財布をなくした時に誰かにキャッシュカードが悪用されればメールでその痕跡が確認でき、見覚えのないATM出金のメールがあれば、それはキャッシュカードの不正利用の確率が高いというわけです。

 

今回、財布をなくした時はそのような怪しいメールは一切届かなかったので、キャッシュカードに関しては少し安心していました(ただ、一応取引は全て止めていました)。

 

財布をなくした方へ

さて、今この文章を読まれている方のほとんどが財布をなくしてしまったのでしょう。

今、ものすごく不安定な精神状態でこの文を読んでいるかもしれません。

 

でも、大丈夫。

まずは落ち着きましょう。

この日本という国は大変いい国で、落し物の多くが持ち主の元へ帰っています。

今回、僕もバッチリ戻ってきました。

今やるべきことを一つづつやって、あとはのんびり待ちましょう。

そして、次回から「どうしたらなくさないか」と考え、行動しましょう。

 

では。

科学と音楽と猫が好きなScientistです。

日本の将来をがらりと変える凄すぎるバイオ系研究まとめ

このブログでは何度も紹介していますが、この国、日本の科学技術支援・科学技術教育支援は他の先進国に比べると貧弱すぎて日本の将来が心配になるほどです。

 

「大学、大学院の学費をなくせ」と騒ぐ若者はもう大人に期待するのはやめなよ

世界大学ランキングで日本の大学が全くランクインしていないと騒ぐ大人達に言いたい事

どうして大学院生はこんなにも不遇な境遇なのだろう:文系vs理系

大学院生に当たり前の様にただ働きをさせる教授はこの世から消えてほしい

 

ただ、これほどダメダメな日本ですが、まだまだ科学技術国の地位はキープしており、世界的に見てもとてもイノベーティブな研究をいくつも進めています。

科学技術というものは将来的に国の経済を著しく発展させ、多くの国民の生活水準を向上させます。

 

今日は、そんな日本の将来を変えてくれるような科学的研究を、バイオ(生物)の視点から紹介していきます。

日本の研究者ってすごいんですよ。

 

iPS細胞

もう日本で知らない人はいないでしょう。

京都大学の山中教授が発見したiPS細胞は、それまでのES細胞が抱えていた生物学的問題(生体拒否反応)や倫理的な問題(受精卵の提供)をすべて解決し、再生医療の仕組みをがらりと変えました。

現在、文字通り”世界中の研究機関”がこの無限の可能性を秘めた細胞を活用して臨床研究を始めています。

このiPS細胞の研究が進めばこれまで研究が進めづらかった難病研究や、臓器損傷患者への対応が可能になります。

 

可能性は「無限大」です。

詳しくは山中先生の講演会の動画で説明されていますのでそちらを参考にしてみてください。

蜘蛛の糸の人工合成

Spiber(蜘蛛の「spider」と「fiber」を組み合わせた名前)という日本企業が進めている研究で、蜘蛛の糸を遺伝子操作した大腸菌から人工的に生合成させるという研究です。

僕の感覚では、現在の日本のバイオ工学系研究で一番のポテンシャルと実現可能性を含んでいると研究と言っても過言ではないくらいのすばらしい研究です。

 

みなさん、蜘蛛に対するイメージってそのグロテスクな姿から

「きもい!」

「見たくもない!」

「この世から消えて!」

のような散々なものだと思いますが、実は蜘蛛が吐き出す糸の性質ってとてつもなくすごいのです。

よく聞かれる話では、鉛筆一本分の太さの蜘蛛の糸があればジェット機を止められる強度としなやかさを持っているぐらいの性質です。

この性質はどの工業的な繊維でも再現はできないとされています。

この蜘蛛の糸を人工的に大量生産可能にすれば、産業分野での活用が期待され、「資源産業の革命」が起こると予測されています。

 

その夢物語を実現した日本のパイオニアの動画が下の動画になります。

もう量産化の体制に入り、2016年からは製造過程に入るようです。

日本の若者すごい!

オーランチオキトリウムによる石油生産技術の確立

オーランチオキトリウムの写真。http://www.algae-biomass-tsukuba.jp/watanabe-kaya-lab/02project/index_03.htmlより引用

次はエネルギー分野からのエントリー。

こちらも割と有名な研究ですが、藻から石油を生産するという夢のような技術を研究している研究者たちがいます。

(研究機関は筑波大学と東北大学の共同研究です)

もともと藻類が石油(正確には重油のようなもの)を合成することは知られていましたが、オーランチオキトリウム(学名:Aurantiochytrium)という微生物は、普通の藻類と比べて10倍以上の石油生産力を持つことが明らかとなりました。

この性質を最大限に生かして、藻類から石油を生産し、工業界で利用しようという試みです。

2014年にはバイオマスプラントが設立され現在1リットル当たりの生産コストが155円程度までの技術になっているようです。

また、最近は藻類の石油(スクアレン)を輸送用燃料(ガソリンなど)に変換する技術を確立したようです。

藻類産生オイルの輸送用燃料への新変換法の開発

夢が広がりますね。

 

さらなる技術の進歩が進めばガソリンよりも安くなって、実生活でも藻類から生まれた燃料が使われ始めるかもしれません。

日本は現在、石油の輸入を中東などに頼りきっており、戦争などが起きて万が一のケースに陥った場合、日本経済は停滞します。

また、東日本大震災以降エネルギー分野での新技術開発が求められています。

今回紹介した技術がもっと進歩して、日本がエネルギー分野での問題を克服できるようになればいいですね。

セルロースナノファイバー

www.yomiuri.co.jpより引用

次も資源分野から。

2015年には、森林分野のノーベル賞といわれる「マルクス・バーレンベリ賞」を受賞したほどの研究です(受賞者は磯貝明東大教授ら日本人研究者3人)。

木の細胞の表面(細胞壁)はセルロースという繊維で補強されているのですが、この「セルロース」を人工的にほどいて再構成した繊維材料がセルロースナノファイバーです。

セルロースナノファイバーは炭素繊維(カーボンナノチューブ)の1/6程度のコストで生成でき、強度も繊維としては最強レベル、そして軽いという、素材として万能なレベルです。

そして、もっとも注目すべき点は上記の写真の通り、透明な素材として活用できるのです。

ですから、自動車や飛行機のガラスの代わりとして利用すれば、より軽くて丈夫な機体ができますし、軽くなれば余計な燃料の消費が減ります。

また、セルロースナノファイバーは電気を通すという性質があるので、紙のような折り曲がるディスプレイを生産することが可能になります。

 

http://http//www.rish.kyoto-u.ac.jp/articles/seminar/S0123_Yano.htmlより引用

 

もう、産業界がこの技術には力を注いでいるので、あと10年以内にはかなりの技術進歩、そして実社会での実用化がされるでしょう。

すごいぞ日本。

 

バイオセンシング

http://www.teu.ac.jp/karl/project/cooperation/005798.htmlより引用

バイオセンシングとは、生体の何かしらの分子情報を感知(センシング)する技術になります。

技術としてはかなり昔から研究されてはいますが、工業化を見据えた研究では日本は最先端にいます。

医学、農学、生命工学などの多様な分野での応用が期待されており、特に医療機器分野での活躍に大きな期待が寄せられているので、これからも研究はがんがん進むことでしょう。

例えば、がん患者にバイオセンサーを埋め込んで、がんマーカーの量を定期的に観測するという技術が将来的に可能になります。

 

この分野に関しては東京工業大学と東京農工大学の活躍が目覚ましいです。

下の動画は東京農工大学が開発した、糖尿病患者向けの継続的血糖値測定のデバイスの紹介動画です。

将来の医療はますます良くなりそうですね。

 

まとめとして

以上、日本のすごいバイオ系の研究を紹介していきました。

いやあ、日本って本当にすごいですね。

このまま研究が進むと、未来は一体どうなるのでしょうか。

 

確実に言えるのは

「未来は確実に良くなる」

ということでしょう。

是非とも日本の研究者・技術者のみなさんにはこれからも研究を頑張っていただき、日本、そして世界を変えていってほしいです。

 

 

そして、この記事を読んでいるみなさんにお願いがあります。

 

日本には世界に誇れる最先端の研究がある一方、研究者たちを最大限に援助するという心意気がありません。

日本政府の科学技術、そして科学技術教育支援に充てる税金も、先進国では最低クラスです。

 

例えば、日本の研究者のほとんどが「ポスドク」と呼ばれる低賃金かつ有期雇用の中で働いており、社会的身分が安定していません。

僕の知り合いの若手ポスドク(30代前半)は、月20万の給料(ボーナス、福利厚生などは一切なし。社会保険は最低限)で3年間の有期雇用という立場で働いています(3年後に確実にクビという現実)。

また、その20万円から月2万円程度、奨学金の返済をしているようです。

交通費の手当てもありません。

勤務時間なんてものはあるようでなく、毎日遅くまで実験しています。

教授から依頼された雑用の処理や、ラボの運営の手伝いまでしているようです。

 

大好きな彼女と結婚して家庭を持ちたいと言っていましたが、「この待遇では無理」としばらくは諦めているようです。

 

このような待遇で、研究者が”のびのび”かつ”真摯”に研究を進められるでしょうか。

日本の研究はこのような「若手研究者たちの犠牲」によって成り立っていると言っても過言ではないのです。

 

今回紹介した研究はバイオ系の研究の中でもかなり絞ったのですが、これ以外にも本当に夢のある研究が何個も進んでいます。

さらに、まだ芽は出ていないけれど、待遇は最悪だけど、日本の将来そして世界の将来がよりよくなるような研究を進めている若手の研究者がたくさんいます。

 

是非、そのような研究者たちの過酷な労働環境の実態を知ってください。

そして、是非ともそのような研究者たちを支援してあげてください。

 

日本をさらなる科学技術国として発展させるためには、政府に頼るだけではもう無理です。

一般市民のみなさんが研究に積極的に関わり、意見交換をしたり、余裕があれば少額でも資金の提供などをしてあげてください。

最近はAcademistという研究支援型のクラウドファンディングもようやく登場しました。

市民が科学技術に投資できるシステムが整備されてきたのです。

一人一人の力は小さくても、それが集まれば日本の研究の未来は確実に良くなります。

 

より良い研究が進むために、みなさんの助けが必要なんです。

どうぞよろしくお願いいたします。

この事実を広げるために、SNSで積極的にシェアしてくれると本当に嬉しいです。

科学と音楽と猫が好きなScientistです。